煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

伊野尾くんの一万字メモ

あけましておめでとうございます。
実は意外と忙しかったので久しぶりにブログ書きます。

というわけで伊野尾くんの1万字です。


仕事の合間にちろちろ書いてるので、文章にまとまりが無いし、一度に全部書けないので恐らく分けて書きます。

結論的に言うと、えーっ!と驚いたことはありませんでした。
寧ろ、あ、私の思ってる伊野尾くんだわっていうのが感想なんですが、それってすごいことでは?と思って書き留めます。それは本人が自分を見せる力量がすごい!という意味ですが、とりあえずイチおたくの戯言なのであまり真剣に読まれないことをオススメします笑。

一言で言うなら、なんと凛と美しい男の子なのだろうと。

わたしは伊野尾くんのことをあまりテキトーな人間だと思っていません。

「テキトーな人」の意味するところはとても広いと思いますが、私はその言葉を悪い意味では責任感の無い人、きちんとしていない人という意味で捉えています。
しかしそういう意味では伊野尾くんはきちんとした…割と神経質なところのある人じゃないかなと思ってます。遅刻をしなかったり、きちんと学校を卒業していたり、授業も受け課題もきちんとこなしている様子が伺えましたよね。自分で決めたルールをきちんと守る子なんだなと。

ただ、テキトーな物言いをする人ではあると思います笑。ドル誌のインタビューではぱっと思いついたこと(恐らく本人にとって面白いと思ったこと)を答えているのかな。その場が面白ければいいと思って答えているのかもしれない。
だから整合性が無いこともしばしばありますが笑、それは割と大したことない質問に対する答えが多いと思います。木を見て森を見ず的なものの見方をするととてもテキトーですが、本人の精神性や思考プロセスは昔からのインタビューを読んでいてもブレていないように思います。マイペースといえばマイペース。

しかしそれは、人に変えられそうになりながら頑なに守り抜いている自我というよりは、本人の素質そのものに見えるところが非常に面白いです。

普段からたくさん色んなことを思考している人なんだなぁと感じます。意識の再構築が多いイメージ。知識を吸収すること、そこから思考する習慣がある人の物言い、というのかな。周囲ににそういう方が多いのかもしれないなと思います。

興味深かった箇所は高校時代のお話です。
友だちがいなかったという伊野尾くん。
当時のインタビューを読むと、休み時間は寝たり本を読んだり静かに過ごしてるなんて言っておりました。しかし最近の発言ではどうやら休み時間にアイロンで髪の毛伸ばしてる同級生を小馬鹿にしてて…過去の発言とリンクさせると生々しくて妙に胸がキュンとしたのですが笑。

要するに学校という逃げられない檻の中で(彼の場合は外にジャニーズという世界があったけど)、同世代の仲間と壁があったわけです。しかしそれが本人が今となっては自分が作り出した壁が原因と思っていること、そう自分を俯瞰して見ていること。そしてそこから大学入学に至るまでの話についてはとても生々しい。

伊野尾くんは自分で自分の歩んでいる道を選んでいることをきちんと自覚している。やりたくないこともあるけど誰かのために頑張ってます!という押し付け感がないところが私は一番好きだな、と。自分の選択を誰かの所為にしない人は、とてもしなやかで強い人です。

嫌なことがあれど、それは自分が選んだ選択肢に付随するものであり、それはどの道を選択しようとついて回るものでどう自覚するかの差。

人生とは、選択の連続です。どの道が正解か、楽か、楽しいかではなく、選択肢の中から選んだ道をどう自分で肯定し正解と思える状態に近づけていくかの作業です。そのためには選択肢が多いと可能性は広がりますが、その分迷いや後悔が生まれることもある。
しかし、勇気のある人は拡げることに意味を感じられるし、自分で選んだ喜びも見出せる。23歳でよくその域に達してるな、と。選択とは、というのは哲学的な問いでもあるので…。あと、生粋のどM的な思考だな、と笑。しかし努力家とはどMなものですから。

高校時代くらいの伊野尾くんを見返してみると、何だか今より男らしい感じがするのですが、それって恐らくとんがってたんだろうな。中学時代や、逆に大学入学後の伊野尾くんがとても柔和な感じがするのは、トンガリが少なくなってる状態なのかな?と。

嫌なこと、苦労したことをやたらと語らせようとするインタビュアーには笑いましたが 笑、それものらりくらりと躱す伊野尾くんのしなやかさよ。

苦労話をしたくないという伊野尾くん自身、違うスタンスの人間の自体を否定するのではなく自身の特性を見極め、全体を俯瞰して自分にできることをやるというスタンス。グループにこういう子がいるって最大の利点では。Hey!Sαy!JUMPのリーサルウェポン!伊野尾くんはJUMPの最終兵器といい続けてますがいつか伊野尾くんのブレイクからJUMPは飛躍するから見てろよくらいの気持ちです笑。

私が思っていることですが、言霊の力ってすごくて、マイナスの言葉を口にすると自分に呪いをかけるようにマイナスに物事が進んだりするんですね。
仕事が嫌だだの、学校が嫌だの。特に表立った場所で言うと顕著にその言葉は残ります(ツイッターとかね)。
特に大人である以上、その環境自体が自分の選択なのだからきちんと受け入れるor選択に責任を持って楽しくなるようにすればいいし、楽しいことを口にしていると自ずとそういう方向に物事が向かっていく。そういう思考パターンが伊野尾くんにもあるのかな、と。

そして予想ですが、そもそも苦労や挫折をそう易々とそう思わない精神的にタフな人なのかも知れない、ということ。大変だったことを「記録」として記憶はしているけど、辛かったこと自体は忘れられるタイプなのかも知れないです。
これはとんでもない才能です。伊野尾くんこそアイドルになるべくしてなるために生まれてきた子なのかもしれないと感動しました。プラスの力で人にプラスを与えられるってこんなに素晴らしいこと、無い。

Twitterにも書きましたが、自分の頭できちんと考えたものを言葉にしている印象が強かった。「そーそー、私もそー思ってるんだよね」的なリツイートをスクラップしたかのような自我ではなく。そこがとても印象的でした。
簡単に「この子賢い!」の一言で纏められない。思考のうねりを表出させるのって難しいしその必要性は無いかもしれないし、何より思考することが常だと、思考の波が多すぎて逆に何も考えてないように見えたりもする。その思考の一部しか伝えることができない(全部言うと膨大になるから)と、変な人だと思われるだろうし笑。

ルーティンにならないような心がけから来る行動力は、馴れ合いの楽な流れの中に身を置かない、引いて見る、という思考パターンからくるのかな。これからの、「変わらない」伊野尾くんの変化と進化が本当に楽しみだなぁ。

そして何よりそんな伊野尾くんを温かく見守ってきたご家族が素敵。あんな素晴らしい息子さんを生み育ててくれてありがとうございます!(とは全てのアイドルの親御さんに思っていますが)伊野尾くんにこれから新たな自分を発見できるお仕事がどんどんまいこみ、あれこれ考えながら取り組んでいく姿を見られることが楽しみです。

そして。あるがままの飾らない自分でいる と断言している伊野尾くんの自然体であろうとする姿勢の美しきことよ。

とりあえず今日はここまで!