煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

“smart” Hey!Say!JUMPについて

月日はあっという間すぎて殺風景の感想続き書く書く詐欺をしておりますが(実は下書きはできているけど公開する勇気がない)。

☆大変申し訳ありませんが、18日に更新したものが11曲目の途中でどういうわけか途切れる現象が起きていたので書き直しました。最初の文章みたいな初期衝動的な情熱に欠けますが笑、とりあえず書き留めておきたいことだけ思い出して書きました…ショックですが、、。

 

Hey!Say!JUMPの3rdアルバム「smart」が出ました

名盤ですね。
これ今後JUMPがバカ売れしたときにきっと「これがJUMPの分岐点だった」とか言われかねないやつです。勿論これまでの2枚は言わずもがなですがこれはJUMPの次のステップへの大きな意欲作では。勿論Jュリーさんのお陰かも知れませんがそれにしても余りある名盤。
 
まず何が素晴らしいって1枚通して聴ける。むしろこの順番で聴くのがベストなのではないかと思うほど(まだ自分プレイリストを作ってないけど多分これに勝てない)。聴いてて全く辛くない。
 
JUMPの歌が飛躍的に上手くなっているのは大きいかもです。
メイキングでありたかが「ボイトレ効果」なんて言っておりますがボイトレつけてもらってるんですね…事務所本気で売ってきてるなこれ…売れちゃう…!だから早く冠番組を。
 
脱線しましたが、昨年と比べてかなり歌のテクニックが上達しているメンバーがちらほら。そのお陰で声の聴き分けが正直難しいのですが(伊野尾くんの声はかわいすぎてすぐにばれます)、聴きやすさが段違いです。声も楽器の一つなのでやっぱり技術が上がらないと相手に伝わるものも伝わらないし耳触りが良くなってすっと入ってくるんだなって実感しました。好き好きに歌っているのではなくてそれぞれの作品に合った歌い方をしているっていうのかな。
こういう「成長が見られる」のって若いアイドルを追いかける特権だと思うのでドキドキが止まらないです。
 
そして曲調が多彩。
JUMPたちがあんなのもこんなのもあるよ!と自信を見せていますが、KAT-TUNや嵐をすっと思い浮かべさせちゃう感じが先輩グループから全員担降りカモン!と言わんばかり笑。既視感って大切だもんね。うまく盛り込まれてるなー。
ですので、JUMP?興味ねーわ!と思っているジャニオタの方にもちょっと聴いてみてほしいなぁと…お友達にはあげますので声かけてください…笑
 
というわけで長くなってますが1曲ずつ感想を。横にちょろっと調性をメモりましたので耳コピの参考にしてください。間違ってたらすいません笑。まず今日は全てのバージョンに入っている1枚目について。
 
1 〜Prelude of smart〜/Bm
イントロです。足音やオーケストレーションも重なる、正に始まりを予感させる曲調が格好良い。個人的にはツアーには入れずにアルバムだけ聴けるとかでもおいしいんじゃないかなんて思いました。
 
2 FOREVER/Cm
重厚なダンスナンバーです。JUMPの少年から大人の男性への脱皮感を感じられる曲。少年性がある今だからこそ良い。
そしてプレリュードからの流れで聴くとここでJUMPが扉を開けて新世界に来た感じがしてイイ。ドームでやった時もかっこよかったですね。衣装もハードな感じでモノクロで。(伊野尾くんはスカート履いてましたが)。まさにKAT-TUNサウンドなのに声がJUMPだからKAT-TUNセンパイへのオマージュみたいにも思えてくる。ただ特典映像にあのドームの最初の山ちゃん監督映像入れてくれなかったことは恨んでます。間奏部分の高木くんと光くんが背中合わせで「Make it last…」って歌っているところは何万回でも見たいし見てもらいたいです。
伊野尾くんに「諦めることもできたけーどー」ってソロを歌わせた方は天才ですか。伊野尾くんの甘いとろけるような声だからこそより一層諦めるという言葉が沁みてくるの。
 
3 Ready Go/A♭
重厚にハードにの後にきましたノリノリのかわいいご機嫌なアイドルサウンド。アップテンポなスウィング感。イントロのシンセリードがゲーム音楽っぽさもあって既にごきげん。夏にぴったり!プールサイドでホースで水をかけ合うJUMPが見たくなる。Mステでも披露されましたね。この2曲の並びだけでJUMPの表現力の幅がぐんと広がっていることを感じられてドキドキする。こういう曲こそJUMPの醍醐味。おっさんになっても歌って欲しい。
Mステの時、Aメロ出だしの知念さまが音を外してる、、?となったからくりは最初もサビもA♭なのにAメロはCなんですよね。Bメロのラストから急に転調をするんです。強引な転調っていいなぁ。いきなり晴れる感じがする。
かわいいの天才・伊野尾くんの「Yes!」が話題を呼びましたが、2番は有岡くんが同じ部分を担当しています。いのありにありがとう。有岡くんはスマッシュが決まった卓球選手の気持ちとか言ってますが笑
 
4 Come On A My House/D
神曲。馬飼野サウンドは神。JUMPの曲だと一般の方にも認知されてると思いますがこれはやはりキャッチーでハッピーでパワーがすごい。
 
5 切なさ、ひきかえに/C
薮くん作詞。しっとりと切ないサウンドだけど疾走感あるリズムでガシガシ踊るJUMPが見られます。リズムの疾走感のお陰でこれまでのテンポを崩すことなく聴くことができるところが絶妙。ハードなサウンド、JUMPっぽいアイドルサウンドで畳み掛けてきたかと思ったタイミングでこの涙腺崩壊曲スクランブルに若干近いイメージかな私の中では。キーがCなところが透明感が感じられてとても沁みます。
「恋い焦がれるの」など、〜〜なの、っていう女性的な表現を取り入れることによって女性が歌詞の世界観に入り込みやすくなっているところが薮くん天才。そしてラブソングかなと思いきやそうでないようにも解釈できるところがまたイイ!
ヒカリってカタカナで書いたのは光くんがいるからですよね?笑 間接的なやぶひかをありがとうございます…!というかヒカリのおかげで光くんに向けた特別な絆の歌にも思えてくるあたり薮くんは天才ですしおたくは頭が沸いています。
 
6 Candle/D
山田くん作詞。しっとり切ないラブバラード。結婚しちゃう元カノの幸せを願うとかいう設定を思いついてしまう山ちゃんが凄まじい。普通は中々思いつかない。冒頭の山ちゃんの歌が…うますぎ。山田くんの声って物語の主人公力がとてもありますよね。女性っぽいわけではないけどヒロインっぽいというか。JUMPが歌うことによって良い意味で軽く、可愛らしさもかんじられていいな。この曲が真ん中にあるからほっとするかんじ。
 
7 パステル/B
こちらも夏にぴったり、高木くんの言う通りドライブにもぴったりなアップチューン。たくさん言われてるけど嵐っぽい!な1曲。でもJUMPが歌うとやっぱりJUMP。リズムが軽快で踊り出したくなるから夏はこれをヘビロテだ!
 
8 ゆーと叩いてみた。
お母さんは泣いてます。(※私の夢は裕翔りんのママになることです)。Candleでロマンチックがお腹いっぱいになったところでちょっと休憩!とばかりに挟まれている裕翔りんのドラムソロです。メイキングで裕翔りんが「グルーヴを意識している」と言っていたのが印象的で。裕翔りんがほんとにドラムが好きなんだなと耳で分かるソロ。何か特技をと思って始めたドラムをこんなに好きになるまで叩き続けられるなんて才能ないとできないよね。マシーン的ではなくてちょっと後ろに引っ張られる感じが裕翔りんっぽくてイイ!タム回しドコドコいってるところも声がほんのり入っちゃってるところもイイ。ドラムソロだけどちょっと遠くに聴こえるように録られてて叩いてる裕翔りんの姿が想像できてイイ。ここで味が一回リセットされる
 
9 コンパスローズC#
軽快で美メロなギターロックナンバー。光くん作詞ということですが天才はここにいた。
アニメの主題歌ぽいですが、要するに若いギターロックバンドがこの曲を作れたら一気にヒットチャートに踊り出るよっていう曲×アイドルの表現力による完成度の高さ(ラップが入ってたりシンセアレンジだったりもやはりアイドル曲なんだけど)。たとえば下北にライブ見に行ってもしこれ歌ってる無名のバンドがいたら私知り合いの音楽関係者全員に売り込みに行きますよってくらい好き 笑。
裕翔りんのドラムソロからの続きのように入るのがバンド感溢れてて!イイ!!
曲調、歌詞乗せ、イメージ、歌詞とメロディの関係までよく練り込んで書いたと光くんが言っていましたがそんなに手の内明かしていいのか!wと。できればアーティストが聴衆には黙っていてほしかった美味しい料理の秘訣みたいなことをペラペラ言っちゃってるんですもん笑。
光くんが歌詞に偶発性を持たせようとしているところがすごく興味深くて。生きていることは偶発の連続だなって気づくというかそういうリアリティや息遣いが感じられるところが楽しい。
バンドのアレンジがまるでお手本のような良アレンジ。サビの四つ打ち良いですよね。Aメロのキメやカッティングの入り方もそれやってほしかった!笑 ってやつ。
ハイハットが効いてるドラムが個人的に好きなんだけどこれは結構効いててそういう意味でもすごく好きです。ライドも私の好きなやつ。あぁこれを裕翔りんが叩くのかもと思うとワクワク。シンセのアルペジエーターもスペイシーでいいなぁ。広がる!
☆光くん作曲じゃないとご指摘頂きました。ありがとうごさいました!すいません!
 
10 Ride With Me/B(G#m)
JUMPが生まれ変わりを宣言したテクノなダンスチューン。カモナの次に発表された曲でした。テレビで聴くとハーモニーの低音が削られてエモさに欠ける印象があったんだけどヘッドホンで聴くと意外とエモくて。聴き込んで味わえるサウンドでした。この曲が出た段階で「これまでのJUMPに無かった」新しい曲調だったこと、有岡くんが大好きなシットキングスさんが振付してくれたこともありダンスの魅せ方も新しくて幅が広がったなぁと。
 
11 Come Back...?/F#m
ダークで重め、でもアイドル寄りというか歌って踊れるグループにしかできないダンスサウンドっていうのかな。こちら光くんの作詞作曲です。F#mという開放弦では作ることのできない曲なのでほんとの原曲のキーに興味があるけどもしかして鍵盤で曲作りしてたりするのかな…?
光くんがずっと温めていたリフがサビとしてもリフとしても何度も様々な使われ方で繰り返されてじわじわと耳に残っていくのも効果的で良いですよね。
そして良いものは寝かせてからもう一度聴いてみても良いものって、また光くんが真実を…笑。
冒頭のピアノの始まりもとってもいいですね。光くんはいずれ後輩アイドルのプロデュースなんかもできるかも知れないなって思いました。だってきっとJUMPで歌うからこういう曲調、と思って作ったんじゃないかな。音楽もよく分析してるんだと思うし。
そして光くんよ、歌詞であれこれと難しい言葉を使っているのにいつもはどうしてあんなにペロペロペロいの?二重人格なの?ヒルナンデスを見て光くんかわいいと思った主婦の方はこんな天才目の当たりにしてどんな顔になればいいんですかね!?
 
12 RELOAD C#m(AメロはF#m)
神曲キタ!!!!!アッパーでグル―ヴィンでそれこそメロウなダンスチューン。今回のアルバムでこの曲が一番好きかも知れません。有岡くんの作詞です。ラジオで聴いた時から何と歌詞乗せがうまいんだってガチで震えていたのですが…狙ってたとは…天才か。洋楽をよく聴きこんでる有岡くんだからこそ作れた歌詞かも知れません。よくぞこんな神サウンドにあんなにすらすらっとしたスマートな歌詞を。初期のm-floっぽさありますよね。サビの歌詞乗せが特にそうなんだなって感じますが。
洋楽と言っても色々ありますが洋楽って歌詞の意味がどうこうというより言語そのもののリズム(韻とかアクセントとか)を重視していて歌がより詩サイドから音楽サイドに寄るというか声が楽器に近くなるというかそういう楽しみ方ができるものだと思うのですが(日本語はやはり民謡が合いますよね)。JPOPでは日本語独特の言葉での音楽へのアプローチも勿論あってとても面白いのですが、日本語でそういう洋楽的な歌詞の書き方をしている有名な方と言えばサザンオールスターズの桑田さんとミスチルの桜井さん。
つまりこの曲はたとえは歌詞の意味がよく分からなくても音楽的にかなり完成度が高いなと。アウトロの終わり方も完璧。かなりリズミカルに歌詞を乗せないと一気にダサくなりそうな曲なのに…!
有岡くんと真逆のアプローチで歌詞を書いてるなぁと思うのが薮くんで、こちらも日本語ならではの表現で相当に素晴らしい世界観を表現しているし光くんのリアリティの持たせ方も絶妙だし歌詞だけでもおなかいっぱいになれます。
これはこういうダンスチューンが好きな方には聴いて欲しいなぁ。だってJUMPだったらダンスもめちゃくちゃかっこよく仕上げてくるもんなぁ。Hey!Say!JUMPがこんな曲歌って踊るって世間の皆様きっと知らないよ…?おったまげるよ?
歌詞、メロウメロウがメロメロのWミーニングって自分で気づかなかったってまじですか笑。そして伊野尾くんの口にするメロウがほんとにメロメロメロウで甘くてとろけそうでやばい。
そして男の子力(男力ではない。男の子力)銀河No.1イケメン有岡くんが好きな子を落とそうとあれこれ足掻く歌詞を書くなんてもうどうすればいいの…ヒルナンデスで有岡くんにハマった主婦の皆さんこれ聴いてますか。もう旦那さんの顔が見れないですよね?
 
13 はじまりのメロディC#
スローなバラード。まるで卒業式の合唱曲。歌い方がまずそうですもん笑。有岡くんがいつか学校の音楽の教科書になんて言ってますが本当にそういう感じだよ?JUMPが国民的アイドルグループになる軌跡をこの目で見ているんだな…。NHKで真面目な特番も任せられますよ感…(※わかりにくい)。ここまで散々アッパーに攻めてきたところでこのバラード。しかも不必要なビブラートをすることのないノーブルな歌い方。こんな歌い方…アリ岡すぎる。やられた。これはJUMP始まってる。
音楽の教科書に載るときはCやDに移調されるんだろうなぁ。だって弾く人が譜面読むの面倒になるから笑。
 
 
14 AinoArikaC#
最後の最後にこれだなんてずるい。究極の神展開です。何が素晴らしいってイントロ!イントロの転調の神展開。既にドラマ始まってますもの!!
FOREVERでハードなダンスチューンでこれまでに無いJUMPの表現の新しい扉を開いて様々な表現を示してくれた最後に一段階上に登ったJUMPにしか歌えないこのアイドルナンバーでシメ。
カタルシス半端ない。ぶわぁっとこみ上げてくる。最後に愛の在り方知ってるって歌われたらうるっとくるよね…。この曲順が本当に神がかってる。
これは全てのジャニオタの方に見て欲しいと思うほどPVも歌も踊りも素晴らしいのですが(※バレンタインだと言ってセットで配りまくった)、振り付けがいつものジャニの振り付けじゃないなーと思ったらこれもシットキングスさんだったんですね!RWMと全然違うからまさかと思ったけど、ありちねが端と端からやってきて出逢うところとか山ちゃんセンターのハートのポジションとか全てがドラマチック。
 
 
一度心折れて更新してるので大切なことたくさん書けてない気がしますが…とにかく素晴らしい。
 
知念さまのラズベリー系ちょっと毒味のある高音と伊野尾くんのわたあめキャンディ系上にすっと通る高音、有岡くんの高音も中音域の太い部分もカバーできる感じ、山田くんの上ずるヒロイン要素高い中音、裕翔りんの上にも広がる中音、光くんの上から下までカバーできる声音のバリエーション広い声、薮くんのこもらない低音、高木くんのとろんと甘い低音…って(※あくまで私の心象)どの声もいつも思ったりしてるんですが、とくに圭人くんの声って素晴らしいなぁとあらためて思いました。声そのものが良いっていうのかな。中心軸に据えたくなる声というか。Oh!アイドルのラップもすごく良いし。
 
一つだけ残念だったのはBOUNCEが入っていないこと。これこそJUMPの新しい表現の幕開け!と思ったのになぁ。両A面ちゃうの?ちゃんと入れて…!
確かに他に表現したい方向性が被りそうな感じの曲もあるけどさ…夏ツアーではぜひお願いします…!
 
2枚目についてはまた後日書きます。勝手に書き散らして申し訳ありませんでした!少しでもご興味持っていただけたりなんかしたら幸いです。