煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2014 smart 感想文

書く書く詐欺だらけでこんばんは。あれこれ書いたりしては保存ばかりしております。
どうも書きながらまとめてしまうような感じで中々にまとまりがつかなくて。

ツアーが終わりました。

あっという間だったなぁ。何かが終わるときはいつもあっという間に感じるのってとても不思議ですね。
簡単に感想を述べると楽しかったです

声を大にして言いたい不満は…特になかったです(※あっても言わないタイプだけど、本当に特には無かった)。
ぱっと目にした感想が賛否両論なのはとても興味深かったですが、心無い書き方や感情をそのまま吐露するような書き込みを見ると微妙な気持ちになりました 笑。感想はそれぞれだと思うけどツイッターって全世界に向けているものだから、同じこと言うにも書き方がある…よね。

もちろん100点満点か!と聞かれたら即答しかねますし(それはどのコンサートでもそうだけど)、きっとこれからこういうことをすると面白いかな、とかここをこうしてくれたら私はうれしいぞっていうポイントも、個人的にはツアー中にはつぶやかないようにしていました(人がつぶやいてるのを見るのは全然構わないんだけど自分的に)。

あとでまた書きますがパンフを最初の段階で読んだのは大きかった。想いの大きさが違うんだと感じられた。パンフ含めツアーという作品だから。

因みに観劇のプロでも何でもないただのおたくなので、動線がどうだの、玄人くさいことは何一つ言えません(笑)。本当にただの感想文です。すいません…!

私は11年にJUMPに本格的に興味を持ちあれこれ調べてから(※この期間でハマるかを判断するw)、12年に初めて現場に行ったド新規ですので、新規が何を言ってるこのクソが的古参の方もいらっしゃると思いますが言論の自由に則って(笑)、好きに書かせて頂きます。広い心でご容赦くださいませ。


まず大阪の初日が終わった時の感想。
「今のJUMPは蛹…!」
羽化する前のパチンパチンにはち切れそうな状態。まさに蛹。羽化する前ということは羽化できない可能性も孕んでいる繊細な状態。でも羽化できたらとても大きい!

今回のツアーは「これまでのみんなが思っている“Hey!Say!JUMP”像」とそこから進化していく「これからのHey!Say!JUMP像」の間、ギリギリのバランスを取ったセットリストなのかな、と。進化の先というのは、国民的アイドルになったHey!Say!JUMPだと勝手に思ってるんですけど(笑)。

最高のアルバム「smart」を引っ提げてのツアー。しかし、そのアルバムを全面に押し出して世界観を作るツアーを今のJUMPがやってしまうのではなく、「これがJUMPの土台だよ」っていうものを見せつつ、というバランスで組まれたものなのかなって。葛藤した上に出来上がったものなのでは?と。

…というのも、今回「初めてJUMPのコンサートに行った」という方やそれに準ずるが多いんじゃないかな、と思っているんです。「JUMPってこういうグループなんだよ」っていう先入観があまり無い方々。

私の周りには実はたくさんいました。ジャニオタ歴はそこそこあるけどJUMPはまだよく知らないんだよな、取り敢えず行くからアルバムとか今までのものをお勉強してみましたよ、という方々が。
そういう方はまず「アレやコレをナマで見てみたい…でも今やってくれないと今のJUMPの夜明け感だと今後は見れないかも知れない」って思ったりしないかな…?

JUMPにとってはその新規獲得したファンを置いてきぼりにしないための、そしてアルバムを実はあまり聴いていませんゴメンねって方も楽しめるものを!っていう気持ちがあったのかもなぁと。皆が全員ガチガチにCDを聞きこんでくるだけのお客さんことおたくしかいないというのは危険だよね…(世の中と一緒で色んな価値観が認められるのが良いように色んなスタンスのファンがいた方が良いと思うのです)。

初日、批判的な意見が多く見受けられたのですが。今回ツアーにお誘いした友だちが更に友だちを呼んでるパターンが多かった私としては、連れて行く前段階でこれだと、えっ…そんなにダメだったのかな?と。確かにあれ?と思うところはあったんだけど。
しかし、私の周りの「はじめてJUMP」の皆様は口をそろえて「最高に楽しかった」「あんなに動けるなんて凄い」と。そして「また見に行きたい」「DVDが出たら欲しい」この一言すごく重要…!

そう、コンサートツアーというのはDVDに残るんです。大体は。今回のsmartツアーは、DVDで観た時に、きっとJUMPの金字塔的DVDになるに違いないと思っています。衣装、動線、ショーの全てが完成度重視のツアーだと。

しかしこれまで応援してきた方々は「JUMPってこういう〜以下略」っていうものからの脱却をとにかく見たい方もたくさんいたのかも知れない。あの最高のアルバムに特化したものを…!っていう気持ちも。それも正直…わかる。アルバム本当に今も聴いてるもん。

ちなみにアルバム18曲中(プレリュードは省く)13曲演目に入っていて、その内1曲はドームで披露している。確かにあと2曲くらい欲しい気もするけどそれなら全部やろうよ!?になってしまってそうすると既存のJUMPのイメージをどうやってお客さんに感じてもらうか?という話になるのかも知れないしそもそもアルバム1作品に18曲って曲数かなり多いよね、お得!!(どんどんまとまらなくなる)

因みに、ド新規の私には実は結構今回のコンは新鮮に感じられるポイントもありました。というのも「俺たちが作った」というプライドが感じられたんですよね(※あくまでおたくの戯言ですが)。

どんな思惑があったのかは実際のところは本人たちにしか分からないけど、今回はセトリが変わらなかった。変わったのはアンコールだけ。大人の事情とか色々あったのかも知れませんが。大人の事情を感じるポイントはまぁあったのですが…笑、セトリを変えないということは最初からこれがファイナルアンサーだ!という意気込みにも思えます。

前回のツアーも私のそれまでのJUMPのイメージだった可愛らしいものではなく、「この子たち大人の男の人や!」感があったのですが、衣装だけがちょっと…と実は思っていて。

しかし今回は衣装も豪華!最初のReady Go!のもキラキラしてて綺麗だし、RELOADのイニシャル入り白スーツもかっこいい。遠くから群舞を見ても誰が誰か分かるとても親切なデザイン。
これは特にダンスなどで自担を見分けるなんていうおたくとかではない方にはとてもありがたい!愛ハピのジャンパーとカラーパンツもカラフルで可愛かったし、明日エルのチョコミントみたいな衣装すっごく好きだから頼むから地上波で見たかった。FOREVERの衣装もかっこいい!上着まである!ドリカムから最初はツアーTで出てきていたけど途中で去年の赤のカモナインナーに変更したのは大正解だと思います。しかもどれも結構お金がかかってそう。デザインも一人ずつ微妙に違うものだったり、みんな同じだったり。そんな色彩の変化を見ているのも楽しかったです。


ところで私は、ひょっとしたら今ツアーはJUMPが売れたら5年以上後くらいには「伝説の神ツアー」になっているかも知れないと思ったりしました。それは今後のJUMPの売れ行きにかかってるんですが…w。

というのは、私の中のアイドルを追いかける楽しみの一つに「成長をリアルタイムに感じ、その変化を肌で感じる」というものがあって。成長途中の不完全な中での100%の完成度を。そしてそれが更新されて進化していく刹那の輝きを。それを見られる時期はそれほど長くありません。むしろめちゃくちゃ短い。今しかない。

メンバーの平均年齢が30歳を越えたら不完全さは許されるか。答えはノーです。むしろもう全員がアラサ―だったら許されないと思う…。
そしてその年代になったら今のレベルのパフォーマンスができるか。それも残念ながらノーに近い、です。
精神には果てはなくても肉体には限界がある。
これから売れるぞ、ホントに売れちゃうからな…!?っていうわくわく感、夜明け前感、どうやらHey!Say!JUMPはもう子どもじゃないと世間が認識し始めてメディアにも取り上げられるようになって、そしてそんな時期でありながら肉体的にも身体が「使える」状態。年齢的にビジュアルも最高。正に奇跡の状態。
そんな状態でアイドルが模索して試行錯誤しているのが実感として感じられるなんて何て贅沢なんだ!と!そういう意味で神がかったタイミング。

そのタイミングで今回、これでもか!というほど踊り狂っていてそのスタミナに驚きました。これが踊りを積んできたグループ、そして若さか!と。お金を掛けた演出や真新しいもので驚かせることもできると思うけど、あくまで今の若い肉体でできる表現。それが今のJUMPなのかな、って。そこが逆に新鮮でした。若い頃って新しいこと何でもやってみたいじゃないですか…笑。あと、世界観を作り込む云々などのテクニックではなく、生歌と踊りの直球勝負!という男気も感じました。

無音ダンスなんて正にそれかな、と。初めて見た時は思わず息を飲んでいる自分がいました。イリュージョンも何度も見てると演出が分かるから新鮮さがなくなるけど、普通は1度見に行けたらいいねぇくらいのファンがまともだと思うので…(笑)。

スパナイのみんなでペンラ持って踊れる感、ツアーのタオルも使っちゃうよ感、愛追I隊のコールなど会場に一体感が出る演出も多かった。でもその演出も初めて来た人でも参加できる敷居の低さだったと思う。初めての方がありー!いーの!おかもとけいと!ってモニター見ながら叫んでるのキュンキュンしました。

あと余談ですが、もしかして韓流のアーティスト方を意識していたりするのかなぁ?ジャニオタからではなく外部から客を取り込もう、みたいな…全然違ったら恥ずかしいなぁ笑。

万人受けするセトリを作るにはどうすれば良いか。それは研鑽を積むことは勿論のこと、圧倒的に売れることではないでしょうか。圧倒的なものには文句を言う人は少ない、というか割合が低くなる。だからこそ圧倒的になる。圧倒的になってくれ!その時が楽しみ。

たとえばBESTコーナーは要するに大宮SKみたいなもんでしょ!と思っているんです 笑。だって大宮やってた頃は実は結構周りにいたんだよ…?またかよ!もういいよ!って言ってる人w
前回はスクランブルでかっこいいBESTも見られたからあのコーナーもそれはまた良い、ってなったんだよね。私もかっこいいBESTいっぱい見たい、というわけでBESTコン早よ。愛追I隊のパロ・ズッコケバージョンとかめっちゃ見てみてたいよ?アリー!イーノ!ヤオトメヒカル!って叫ぶよ?

話が逸れましたが、全体的な感想はこんな感じです。
あと、ついったーにも書きましたが、とにかくパンフを読んでみてほしいなぁ。メンバーがどんなことを考えてどんな意気込みで挑んでるのかを。一つ一つの曲や流れにきちんと意味があると思うし、色々考えると胸が熱くなってきます。むしろパンフを読んで、そうか…!って思ったら更にツアーを楽しめました。そこまで意気込みがあるものを見られるって尊いなぁって。

思いのたけは
Twilog
にぽつぽつと書いてあります。

ちょちょっと言いたいことは、中島裕翔くんの右手側にあるシンバルがエフェクトシンバルという穴の開いたチャイナシンバルであることに横アリで気づいたのですが(その前からだったらゴメンね)、そんなドラマーとしての探求心にドキドキしたのと、とにかく山田涼介さんはすごい。RWMの無音ダンス手前のマトリックスポーズとか凄すぎていつもゴクリしながら覗いてました。山ちゃんがいるグループのファンになれるなんて最高だからみんなHey!Say!JUMPのファンになろ?笑

茶髪の伊野尾くんは勿論過去最高に可愛かったしいのありが中々上質のいのありでしたということはツイッター @naai_bt でも散々言っております笑。脇汗タオル交換とあいらびゅーパリーン!とシャワーヤモリ事件は3大事変…かなぁ…笑

聴きたかった曲をちらっと書くと、My worldとともだちだよ、かな。My worldはバンドでも踊り狂うのでも良かったな。いのちねの「ずっとぉ!ともだちだよぉ!?」は聴きたかったなー。あとainoarikaを踊っているところが見たかった。また見れますよね。うん。もしかしたら曲を一部メドレーにするところがあったりなんかすると組み込めた曲もあったりしたのかな…?なんてちらっと思ったりしたりして。

寧ろこの蛹がパンパンに張っている状態からこれからどうなるか!?楽しみで仕方がありません。

また何か思い出したら書くかも…知れない笑。