煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

八乙女光くんの考察(1年前くらいに書いた)

パスワードのひみつの答えの例の一件といいアレなことが多くてやめたaskから、これは残しておきたいなというものをサルベージすることにしました。年数が経っていたりするものなのでまた色々自分の中で感じ方が変わっていることもあれど、一応載せます。


Q.初めまして。ぜひ光くんの魅力も語って頂きたいです。お願いします!!

A.初めまして。かなり寝かせてしまいました申しありません。というのも、殺風景を観て、そして光くんの1万字を読んでからお答えしたいと思っておりました。私の光くんへの印象が変わると思っていたからです。
1万字を読んでまず思ったのは、この子は何とヒロイン属性の強い子なのだろう、と。悪い言い方をすれば不憫だなぁと。彼の持つ優しさは人に理解されにくいもので、しかし、とても本質的なものだからです。

というのも、他人に対して情がとても深くて、とにかく深すぎる。恐らく足を突っ込みすぎている。つまり、とにかく人のことをよく見ている子だなと思っていて。その細やかさに、たまに胸が締め付けられます。光くんって自分のことよりも人のことをたくさん話している印象があります。
この子は「人に何かをしてあげたい!」っていう気持ちが強い、人に何かを与える側の人間なんだろうなぁと思っています。だからいつも与えてばっかり。

でも、与えまくって空になってしまうその愛情タンクに、また新たに愛情を注いでくれる人が必要なタイプなのかも知れないとふと思わせる瞬間があって。無限にあるようでそうではない。だから返してもらえないばっかりだとたまに疲れちゃう。でも寝たら忘れる、そしてまた思い出す…みたいな。
そういう意味ではすごく末っ子ヒロイン属性が強い。何と、愛すべき人なんでしょう!

だから光くんは先輩や年上の方といるときはとてもリラックスしています。本来のおちゃめな部分も安心して出せるのかも知れません。先輩にいじられているときの光くんはとてもイキイキしています。
猫をかぶってるのかも知れませんが笑、いじられて本領発揮するタイプですよね。光くんの本質的に真面目すぎるところも、かわいいなぁと思えるくらい余裕があり、精神的に成熟した人と一緒にいると光くんの本来の良さが出てくる。

光くんの真面目で正義感が強いところや、それ故に他人に強く当たってしまうところや自他共にハードルが高いところ、対して天然で愛らしくペロいとこも全て同じ光くんなんですよね。二重人格的なものではなく、同じ座標軸にある。

もしかしたらそういう自分のことを一番面倒臭いと感じているのは本人なのかも知れない、と思わせる儚さが彼にはある。だからこそ光くんは人の目を引くんですよね。相反する二つの魅力が同時に存在するんですもん。

そして、光くんはハイパーハイスペック天才型のアイドルだと思います。とても器用だし、Jr.入所最短でマイクを持たせてもらえるほどに華やかさも抜群。見た目も驚くほど美青年。
こんなセンターの素質バリバリの子が、デビューができて嬉しかった理由が「やっと人の目につくことができる」ではなく「ライバルではなく仲間ができた」っていう。
この心の柔っこさ…危うすぎて不安になりました。何とアンバランスな子なんでしょう。先陣切っていくタイプと思いきや逆だった。後ろから守るタイプだった。

メンバーに対しては、仲間どころか、絶対離れない家族だくらいに思っているから厳しく言うこともあるんでしょうね。他人に対してのそれは甘えと捉える人もいるかも知れないけど、私は光くんのその「他者との繋がりへの渇望」みたいなものにとても心惹かれます。
人に対して情の深い光くんエピで印象的なのは、以前につぶやいたふみきゅんと藤ヶ谷くんに騙された06年の少倶で、ふみきゅんがJr.辞めちゃうドッキリのときの光くんなんて何て柔らかい心の男の子だろうと胸が痛くなりましたもん。

最近、殺風景の赤堀さんに「自分の暗い部分に自覚的」みたいなことを言われていたのがとても印象的でした。
というのも、幼少期の光くんには「とても天真爛漫な田舎の純朴な美少年」というイメージがありまして。
暗い部分に自覚的な人は、要するに感受性が人より豊かなんですね。同じことでも人の倍傷つく。傷つかないための自己防衛としての天真爛漫さを身につけている子どもっているよなぁと思うのですが光くんももしかしてそうだったのかな、と。
(あと、自分の暗い部分に自覚的ってサブカル人間だと思うんです。薮くんとは違ったベクトルのサブカル男子。そこも何だか運命的で素敵だなぁ)

そんな光くんが殺風景に参加しているのはとても興味深いです。誰かと繋がることを、家族のように赦されることを強く望んでいる光くんだからこそ、あの役らにリアリティを持たせられたのかな、って。
光くん、殺風景を通してきっとこれまで向き合ってきた闇的なものにもっと自覚的になったのではないでしょうか。そしてあれだけの作品を体現しようとすると哲学的問いかけ×瞬発力のある感受性が必要となってくるので、それが光くんにどう影響を及ぼしていくのかが怖いくらい楽しみです。

さて、そういうことをつらつらと考えていると、光くんにはグループが必要だしこの子は帰る場所を必要としているんだな、とかなり強く感じます。ずっとこのメンバーでいたい、メンバーもそう思っていてほしいっていうのはそれこそ細やかな光のような願いだな、、と。
そんなヒロイン属性を持ちつつ、ストイックな一面、ここ一番のところで力を発揮できるヒロイックな一面もあって、そこもとても両極端で魅力的。

光くんは自身の持つ深い愛情で、家族のように依存しているメンバーを彼なりに精一杯照らしてきたんだろうな。そして自分がどうこうしたいというよりメンバーをプロデュースしてみたいという気持ちが尊すぎるし、光くん自身にとても向いているだろうし、、とりとめがないですが光くんこそ今後が色々と楽しみすぎてたまりません。

JUMPのメンバーも成人し、みんなだいぶ大人になってきました。メンバーが光くんを末っ子として扱えるようになったら…というと変な言い方ですが、そういう日が来ると更に光くんの魅力は増すのではないでしょうか。7が光くんをイジりまくる日。考えるだけでドキドキします。
光くんはいつか、1番幸せになってほしい。何の1番かって聞かれると漠然としたものだけど。

突然ですが、光くんには初期の椎名林檎の曲がぴったりですよね。自覚的な暗さ×ヒロイン属性×男前という意味で。もっとぴったりな曲もあるけどそれはマイナーすぎるので、知りたいお友達がいたら教えます笑。
まだ色々あったのですが文字数もアレなので割愛します、お目汚し失礼致しました。