煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

BOUNCE(Hey!Say!JUMP)の魅力について/サルベージ記事

ブログの中に埋もれていた、過去のインタビューズの内容のサルベージです

13/6/17
BOUNCEの魅力について語ってください】

A.
思いつくままに一つずつ書きますね。魅力というか、私が好きなポイントでも良いんでしょうか…?

まず曲です。やや専門的で申し訳ありませんが、Aメロ〜サビが私の大好きな転調の仕方です。属調平行調高まる〜ダイスキ!!しかもマイナーからサビでメジャーに移るからカタルシス効果ハンパない。その時点でこの曲に対して高まってます。

歌詞も、今のJUMPだからこそリアルに響く歌詞。少年からの脱却、最初からそこにある孤独こと「自分」と向き合うことへの覚悟。
主人公が、たくさんの他人という鏡に映されたものの集合体である「自分」。自己内省を知る前、する前の「自分」。「君」というのは、前述の集合体である自分が鏡を覗くことで見つけた「僕」の実態だと思っています。最初は逆かなーと思ったんだけど、こっちの方がしっくりきた。本当の自分と自分が思える自分が確立され、それを内省することで発見するのが青年期だと思います。だから、今の青年期に入り始めたJUMPにぴったりで、胸を打ちます。これが5年後だったら遅かった気がする。初出が今の時期ってことが大切なんだよね。

それらを「君」という二人称を使うことによって、POPソングに昇華できるのがアイドルの素晴らしいところだなぁと思います。
この曲はアイドルっぽくないですよね、いい意味で。JUMPはジャニーズの正統血統の素晴らしいグループだと思うんですが、そんなJUMPが歌い踊るから作品に化学反応が生まれる。若いアイドルに歌われてこそこそリアルな作品。若い自我が周り回って自己肯定をできるようになる刹那の物語。

そして。JUMPの持ち味、ダンス。集合体としてのダンスの素晴らしさ、フォーメーションの極み。カッコいい!ダンスが歌詞の世界を浮き彫りにさせていてかっこいい。手の角度、フォーメーションの移動も素晴らしい。

サビではBESTが7のshadowになっているところ、間奏部の山田くん→薮くんの流れのドラマが特に素晴らしい。

センターからキングへのバトンタッチ。君と僕という2つの自分、表現としての「対比」を何度も描いてるように見えます。その中でBEST対7になったり、チーム山田対チーム知念になったり、ジャニーズ伝統の対立構造まで盛り込まれております。対立構造のメンツが変わるなんて何ともえる内容!しかもそこに、対立する2つの自我そのものが色を変えてしまいやすい、移ろう若い自我感があっていいなぁと深読みしてしまいます笑。

そして、ダンスは個×9人のダンスではなく、全体で一つの「僕」を体現してますよね。鏡に映った自分、そして本当の自分(shadow)。9人が力を合わせることによってフォーメーションによる一つの作品としての完成を越えて、一つの概念を再現って芸術性高いなぁ。かっこいい。

堅苦しくないところだと、衣装を自分で選んでますね。私は各々とてもよく似合ってて素晴らしいと思ってます。色のバランスもいいんじゃないかなー。そこが、みんなで選んだって感じがしますね。JUMPってスタイル良いよね〜脚長い。平成生まれだね♡笑