煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

10年目のHey!Say!JUMPとFantastic Time解禁

そして、誰もいなくなったでこのブログをうっかり目にしてくださった方はきっとこのおたくったら何を長々と語ってるんだと思うような内容ではありますが…瑛治くんこと伊野尾くんが所属しているJUMPのお話です。JUMPはいいぞ!ということをツラツラ書いてます。

10月26日発売Hey!Say!JUMP(平成ジャンプ)の17枚目のシングル「Fantastic Time」(ファンタスティック タイム)がうるジャンで解禁されました。

タイムボカンの主題歌ということで。JUMPにもきました、アニメの主題歌。アニメ主題歌なんて人気グループが必ず通らねばならない道(?)じゃないですか。やっときたよ!
10月は平成生まれジャニーズ初の月9主演俳優・山田くんの月9ドラマも始まるし、JUMPの蕾が結成10周年に向け1枚、また1枚と開いているのを感じます。この2年ほどはずっとHey!Say!JUMPが足場をどんどん固めて進軍していく様子をドキドキわくわくしながら楽しませて頂いております。今JUMPを見られている人は!ラッキーですよ。一番楽しいよ。

さて。ジュリー班に移動したと噂される2013年後半〜2016年のJUMPのこれまでの露出が中々巧みだなぁ、と。

2013年11月、ジュリーさん新体制JUMPから発表された「Ride With Me」はこれからグループとして驀進してやるからなという決意の、ある意味第二のデビュー曲的サウンドで曲はm-floのTakuさん、ダンスはシットキングスさんに依頼するという本気っぷり。
「過去の当たり前もどうでもいい、新しい道を作ればいい」…そうだそうだー!それこそ国民的アイドルグループの使命だ!何が9人だは多いから名前が覚えられない、5人組くらいが丁度良いだ、あの頃(2000年くらい)のモー娘。のメンバーは国民が全員言えただろ!9人くらい余裕!と心の中で思っていたんですよ…今だから言えるんですが笑。

2014年には壮大な生オケを使い、JUMPのフォーメーションダンスの真骨頂が見られる美しいダンスとMVと非の打ち所がない名曲「AinoArika」。そしてどのグループだってきっとこの曲欲しかったよね?この曲があれば絶対自ユニは売れると確信できるよね?というレベルの稀代のキラーチューンウィークエンダー「明日へのYELL」の両A面シングル。ウィークエンダーが歴史的名作シリーズ金田一少年の事件簿の主題歌だったことは飛躍への大きな布石だったと思う。
「水木金じゃまだ早い、日月火じゃもう遅い」今俺たちを見ておかないと知らないよ?と暗に意味する挑発的な歌詞にどれほど興奮したか。
そして、山田くん演じる金田一一ちゃんがどれほどの小・中学性女子の初恋を奪ったか。小学生女子の王子様代表になれるメンバーがセンターを務めるグループってのは売れるに決まってる!(※おたくは基本的に自ユニをべた褒めするのでご容赦ください)
そしてこの年に発売されたのはメンバーへのボイトレを課した上でJUMPとして音楽性も飛躍的に向上した素晴らしい完成度の3rdアルバム「smart」
JUMPが初めて一から自分たちで作り上げたというコンサートツアーは当時は賛否両論あって…わたしはとても良かったと思っているんですが。
確かにアルバム引っさげたツアーだけどアルバム曲より既知曲が多い印象ではありました。
しかし2013年のジュリー班の変(と個人的に呼んでいる)のときに行われたフィルフェスで興味を持った先輩グループのファンの方(新しいファン)にJUMPを知ってもらう、そして自分たちが初めて自分たちで全て決めるコンサートの中で安心できる曲をきちんと配置するというのは正しい戦い方に思えたし、何よりDVD化されたものを観た時にとても良かった、とてもまとまっていて。
ここで初めて行われた3ユニットに分かれる形式も、その後のコンサートにバラエティさをもたらす結果となるのです。
因みにリトラが始まった年でしたね。

2015年のシングルといえば、「chau#」。この曲はHey!Sαy!JUMPが世界で1番かわいい表現ができる成人男性グループであることを決定付けました。サンリオの世界から飛び出してきた王子様のようなビジュアルが世界一似合う成人男性集団。歌い方も可愛く寄せてきました。
そして、「君がNo.1」と9タイプの美男子が代わる代わる語りかけてくれる最高なアゲ曲「キミアトラクション」。こちらは国民的エンターテイメントことディズニーのようなアトラクション要素可愛さを表現する曲でした。サンリオの次にディズニー、きましたよ。
そう、2015年のJUMPは「カワイイ」で攻めてきたのです。可愛さで攻めると向かうところ敵なし、寧ろ女子ドルの敵レベルの男性アイドルグループ。砂糖菓子レベルに顔がカワイイ伊野尾&知念がいるんだぞ!つえぇだろ!なんて思っておりました。
そしてこの年のアルバムは「JUMPing CAR」、これまた名盤が出てしまったのです。赤い実が、弾けたその瞬間のエモさが全て詰まっている。
そして賛否両論だった前年のツアーをゴロンと覆す、練りに練られたツアー。魅せ方から衣装から何から何までこだわっていることが伺え、もうこの年が最高到達点だったのではないかと思しき運動量、伝説の「ペットショップラブモーション」が生まれた年でもありました。自担が猫になるなんておたくやってて経験できると思いませんでした。神様、ありがとう。伊ニャーくんになった日も神様に感謝したけど、伊ニャーくんだってあのにゃんこhanakoだってここが原点、でしょう、という。。
2015年といえば。2014年からふつふつと個人仕事が増えて個人の認知度が上がり始めたJUMPでしたが、グループ全員のCM仕事もあり、そして24時間テレビのパーソナリティーのお仕事があったことはグループ飛躍に欠かせなかったと思います。岡田准一さんによる伊野尾慧さんの発見もありました。新大陸発見的なね。
いただきハイジャンプという冠番組も始まりました!!事実上ガチの全員冠番組(ヤンヤンは途中からアレレレ?だったのでノーカンします)。メンバーの魅力を引き出してやる!というスタッフさんの熱い気持ちが伝わってくる素敵な番組。
2015年から2016年に跨ってはせんせーションズの活動もあり、こちらは2次元のおたくの方にも喜ばれそうな設定モノも経験。メンバーにコードネームと武器と設定がつくなんてどんなに楽しい経験なの!

そして2016年のシングル「真剣SUNSHINE」。最初は何だこの湘南乃風みたいな曲は!?と思ったんですが、前年にあれだけカワイイを推してきたJUMPが…とにかくチャラ男。ただただチャラい男子校ノリ。そうだった、この人たちは…永遠の男子校だったと思い出させてくれます。MVで学ランを着ることで視聴者の我々にも青春を思い出させてくれるし中高生女子もきっと取っつきやすいんだろうな〜(中身はバリバリ成人男性だけどね)という。なるほどそうきたか!と。

そして。リード曲が世界観バリバリの「Masquerade」(←これがテレビで披露されなかったことだけが心底残念)を軸に作られたと思われる最新アルバム、「DEAR.」。最初聴いたときに個人的には、smartとJUMPingCARで甘い蜜を吸わせてもらいまくっていたからか、少し地味かな?なんて思って…本当にすいませんでした。これ、JUMPの基準点がそもそも私の中で上がってた。JUMP、ものすごく歌がうまくなっている。歌が下手なメンバーがいない。この大所帯で、です。歌詞の読解力の向上が歌の力で分かるレベルまできたんだなと感じさせられる。

そして、山田くん監督の今ツアーを最初から想定して選曲されているんだ!と気づきました。どの曲もコンサートで観たらとにかく最高、グッとくる。
山田涼介さんは天才でした。特にSUPERMANTasty U、こんなに最高な曲だと思わなかった…コンサートを観るまでは、という感じ。バラード曲もこんなに沁みると思わなかった。サビでバルコニーからいのありが出てくる時なんて「ロミオ様!!」とか思うわけですが…よく考えたらバルコニーから出てくるのジュリエットだった、チーン、っていう。それはさておき死んでも1回見とけと言いたいコンサートですが、DVDが楽しみですね!!Blu-rayでお願いします、J-storm様!!
今しかない、保存用にDVDも勿論買うから頼む、みたいな気持ちです。今JUMP脂のってるし!!(個人的に勝手に過去記事に書いてるんだけど最終兵器伊野尾くんから始まるHey!Say!JUMPの夜明け、今まさに始まっているところです!)

カワイイの代名詞となったHey!Say!JUMPは2016年、今ツアーは何と、「カワイイ」を前面に押してきていません。勿論カワイイんですけどそれは素質の話であってコンサートの表現として、かっこいいJUMPをグン!と押してきました。9人の個性豊かな王子様たちが終わらないマスカレードへ誘ってくれる2時間強。決してやり過ぎていなくて、さじ加減がとても良い。

ここまで長かったですね。やっと新曲の話をしますが…これまたカッケー新曲だなオイ!!嵐の新曲かよ!!!という陳腐な感想で申し訳ありません。初回限定盤にはダンス振付の特典映像があるということなので、これはカウコンで踊らせてもらえるんだ!と思っても良いのかな?って。
「信じて愛して感じて夢見てReady Ready Ready Go!」という出だしにJUMPの勢いがもう止まることを知らないことを感じてやみません。
ノリノリなEDMに「革命前夜」という歌詞が聴こえてきた時に、そうだ、今まさにJUMPの革命前夜だと肌で感じて震えました。あ〜この曲早く動いてるところが見たい!と思える曲って最高。去年からの振り幅を思い出してみてください。最高。最高です。語彙力が乏しいけど、最高としか言えない。

明日9月24日はHey!Say!JUMP結成日ですね!(そして23日は薮宏太くんと伊野尾慧くんの入所15周年です)
横浜アリーナで発表されたというその場所にいた訳では無いのですが、随分といい大人の私からはつい最近に思えるような年数が、彼らにとってはあっという間のようでとても長く濃い9年間だったんだろうなと思います。

10周年に向けたJUMPの怒涛の快進撃が心から楽しみです。ご本人たちもきっと大変なことはあれど、のびのびと楽しく仕事をしているところを見ていたい。アイドルを応援する醍醐味だなぁと感じています。早く新曲のMV、見たいです。