煎餅の記録

Hey!Say!JUMP多め

伊野尾くん26歳の誕生日

伊野尾くん26歳おめでとうございます。
応援し始めた時はぴちぴちの男子大学生だった伊野尾くんも、もう年齢的にはいいおじさんになりつつある2016年、快進撃は未だに止まることを知りません。
こんなことになるなんて1年前は考えられたかな…って感じですが、個人的には自担自ユニは最高なんだから売れ売れになるに違いないと呑気に思っていました笑。


思えば昨年24時間テレビでの愛嬌ある姿がお茶の間に知れ渡った後、伊野尾くんの露出はぐんと増えました。犬好きから猫好き男子(というか猫になってるし)への変貌を遂げたりしつつ笑、今の伊野尾くんが生き生きと仕事を楽しんでいる(※恐らく)様子は伝わってきます。

ソロでの雑誌露出は2015年頭に「おしゃれヘアカタログ」の単独表紙を飾り、そこからの初主演舞台のカラフト伯父さん時のソロ雑誌露出ラッシュ。雑誌では飛び抜けてフォトジェニックな姿も高評価。

今やこの出版不況の時代に「伊野尾慧を表紙にすると雑誌が売り切れる」と言われるまでになっているようで、伊野尾くんを表紙にした雑誌もチラホラと見るように。雑誌での特集数もページ数も明らかに増えていると感じます。全てがたった1年の出来事という。
男の人は23〜26くらいまでがとにかく飛び抜けて美しい時期だと思うからこれはとても喜ばしいことだなぁと。一番美しい伊野尾くんがたくさん世に残されている。


仕事で経験を積むことによって伊野尾くんの意識にも変化が表れたり、雑誌露出でインタビューされ自分の考えを語る場面が増えることでご自身の中で信念のように持ち続けてる思いがあったり、新たにこれまで語られなかった過去のことに言及したりしており興味深いです。アイドルという商品である以上「これは言って良い」などは事務所からの指示はあると思いますが。。


メモとして去年からの単独で取り上げられた雑誌の中から引っかかったものをピックアップしてみました。


「僕、負けず嫌いでもないんです。だからダメなんですよ。負けず嫌いじゃないし、打たれ弱い(笑)。でも今回の舞台は、そんなダメな自分を変えるきっかけになるかもしれない、と思ってはいます。」
BARFOUT 2015.4月号

これはカラフト前の伊野尾くん。
「カラフト伯父さん」を経て伊野尾くんは大きく脱皮したのではないか。
舞台の上で役と自分と何度も向き合ってひたすら吐き出す作業。4/29の公演で松永さんに「羽化する瞬間を見た」って書かれてたんだけど正にその通りで日に日に成長を遂げる姿、舞台の上で蛹が蝶になって飛び立って行くのが肌で感じられる1ヶ月でした。
らじらー文庫での本読みも劇的に上手くなるという。笑。


「正直、怖さやプレッシャーでいっぱい」
「きっちり勉強して自分を成長させたい」
「(光くんの「殺風景」について)僕はあれを見てすごく刺激を受けたし、自分もこういうストレートな舞台をやってみたいと思った。それがこんなに早く叶うとは思ってなかったけど、今度は僕がそういう刺激をメンバーに与えられたらいいなって思ってます!」

BEST STAGE 5月号(表紙)

現在の伊野尾くんの大躍進、ガンガン爪痕を残していく姿をメンバーがどう感じているかは本人にしか分からないけど、きっと皆少なからず刺激を受けているのではないかな、と。山ちゃんの伊野尾くんへの見方の変化でも感じられる。


「お芝居って自分の経験から引っ張ってくることもあるだろうけど、何もないところから作り上げていくこともできるはず」
STAGSQUARE vol.13

この言葉はとても印象に残りました。伊野尾くんがこれから役者としても幅を広げていく中でコアの部分の考え方に近いのではないかという感じがしたから。とても理路整然していて理系男子っぽいところも良いです。




24時間テレビでの岡田准一さんの名言「伊野尾がカワイイ腹が立つ」これこそが彼の躍進を手伝った一言ですが、伊野尾くんの可愛さは外見は勿論、声や仕草、妙な男らしさを含め全体像はちょっと隙があって親しみやすい感じだと思います。ここまで強く打ち出されたカワイイ男の子という概念が新しい。カワイイと言われることに関して。

「25歳でかわいいって呼ばれる男って、そんなにいないと思うから特別だなって思う。でも、ちょっと恥ずかしいですね」hanako no.1098



2016年、初主演映画も決まりめざましテレビメレンゲの気持ちという国民的番組への大抜擢、連ドラ起用と伊野尾くんの快進撃がスタートします。ここで初めて伊野尾くんは過去の自分の状況に言及。

「だって、前の僕は7年間ぐらいほとんど個人の仕事がなかったわけで。そのときに、“自分にできることってなんだろう”と考えていたんですよね。当時は、今の自分にできることは大学に通うことだと信じていて。目に見える見えないは別として、一度自分の中で“これをやろう!”って決めたことはやってきて良かったなと思うことが、今になってけっこうあるんです。きっと誰にだってそういうタイミングやチャンスはやって来ると思うんだけど、そのときにどういう結果を出せるかが一番大事だなって。だから、僕が今後ブレイクするかは、この4月からの仕事でどういう結果を残せるかにかかってるんじゃないかなぁ」

私が好きになった時はまだ伊野尾くんは「見切れ」と言われる立ち位置、歌でソロパートが無いなどの扱いを受けていたのですが、伊野尾くんはそのことを「自分に何かが足りなかったんだろう」と冷静に見ているようです。見ようとしているのかも知れないけど。自分の実力不足を認めるその潔さこそ伊野尾くんだと感じます。とても冷静。仕事の世界ではたとえ頑張ってはいても何かが足りない=実力不足ですから。

私はファンである以上は立ち位置やソロパート云々に言及したくない、本人がその立ち位置でどう自分を見せてくるかを応援するまで、と思っていました。
だから過去を振り返って今の状況に涙したりすることはしたくないなぁと思っています。仕事的な成長では涙したいけど、そういうことではしたくない。好きなアイドルの成長にとって大切なことはそこではないような気がする。常に今が大事。

きっとこれまでの伊野尾くんは個人仕事が少ないことにより、メンバーに対して仕事という意味合いでは「後輩」っぽくなることが多かったと思うんだけど、それがこの一年余りでガラっと変わった。場数を踏みまくることによってひょっとしたらメンバー間でのものの見方も変わっているかも知れない。戸惑いがあるかどうかも、いつか未来にはっきりと分かるかも知れない。

でも彼らにとってはこれは遊びや趣味ではなく「仕事」であり彼らが運命共同体である以上、個人の仕事はきっとグループに還元されていると思うしそれぞれもしたいと思っている筈。そういうグループこそ更に高みへと昇れるのでそうであってほしいなという願いも込めて。



「“仕事が少ないときこそ、毎日遊んでないで、ちゃんと大学に行く”って気持ちがあった。」QLAP! 5月号

これは伊野尾くんの硬派さというか真面目さがズドンと伝わってきた一言。伊野尾くんは伊野尾くんなりに常に真面目に目の前のことと向き合ってきたから今がある。テキトーと言われたりする発言の真意も言及しています。

「僕自身がその場で笑って話してたほうが楽しいの。もしそれでテキトーって言われるなら仕方ないし、何を言われてもそれは1つの意見だから。いろいろ言ってもらえたほうがおもしろいんで、好きに言ってもらって大丈夫です!(笑)」

あぁやっぱりそうか、という感じがした一言でした。根っからの太陽属性の伊野尾くんはとても軽やかで存在がエンターテイメント。アイドルになる為に生まれてきたんだなという感じ。


「バラエティー番組を1本録った時に、誰かは前に出るけど、それ以外は注目されないということは必ずあって、9人を平等になんて無理なわけ。必然的に誰かが目立ってくるんだけど、誰を前にするかで見え方が全然違うのがJUMPの利点だと思うんだよね」テレガイperson vol.46

これは伊野尾くんの成長が感じられた一言です。人間的にも成長する年代だし、その時期に仕事で絞られることによってグループについて感じることも増えたんじゃないか、と。


「これまでメンバーにしてもらっていたことを今度は自分が担って、Hey!Sαy!JUMPというグループをもっと大きくしていければ」
去年は「自分が大学に行ってる間、活躍してグループを大きくしてくれたメンバーに恩返しがしたい」と語っていた伊野尾くん。
もう、伊野尾くんは恩返しをしている段階ではなく、自分はグループの命運を握っているという自覚があることが伺えます。人の成長とは何と素晴らしいものか、と胸が苦しくなりました。
最近の雑誌にもあったけど2012年にはコンリハ中に光くんが「捨て身で」伊野尾くんのやる気のなさを指摘したこともあり。確かに4年前の伊野尾くんと今の伊野尾くんは顔つきが全然違う。仕事に対する意欲の差なのかもなぁ。
立場が人を育てているのか、それとも…というのは分からないけど自分もグループを牽引せねばという自覚が今の伊野尾くんの輝きを作っていることは間違いないんじゃかいかな、って。



「もしも、本当にご縁があれば、いつか学生の役もやってみたいんです。制服が着れるうちに(笑)。だから、『制服が着たい!』って書いておいてください(笑)」日本映画magazine vol.51
この話をしていた時の伊野尾くんは未だ自分が制服を着て初主演映画に出ることは知らなかったのではないでしょうか。
26歳の伊野尾くんの快進撃から始まるHey!Sαy!JUMPの大いなる飛躍には期待しかありません。これからも楽しませて頂きたいと思います。

何年後かは分からないけど、今の快進撃のことについてきっといつか語られると思うからその日を楽しみにしたいなぁ。